【登壇】7/31 「アントレプレナーシップと事業承継」に登壇します


アントレプレナーシップと事業承継に登壇

【登壇のお知らせ】7月31日(金) 岡山&オンライン開催「アントレプレナーシップと事業承継」に登壇します

御津電子株式会社 代表取締役の人見 雄一です。

このたび、2026年7月31日(金)に岡山&オンラインのハイブリッド形式で開催される「アントレプレナーシップと事業承継」をテーマとしたイベントに、パネリストとして登壇いたします。

事業承継については「渡す側」の視点で語られることが多いテーマですが、私は「受け継いだ側」として、自らの経験をお話しする予定です。


18歳の夏、祖父から託された一言

私の原点は、18歳のときに遡ります。

祖父から、静かに、しかし確かな重みを持って告げられた一言。

「御津電子を頼む」

その言葉を残して、祖父はわずか1か月後にこの世を去りました。

正直に言えば、当時の私は素行がよいとは言えない、どこにでもいる荒れた若者でした。それでも、あの一言を受け取った瞬間から、「自分はいつか、この会社を継ぐ経営者になる」ということを、理屈ではなく身体で理解していました。

それはまるで、流されそうな船を港につなぎとめる「錨(アンカー)」のように、私の人生の底に沈み、動かしがたい重心となったのです。


落ちぶれても、アンカーは外れなかった

その後の道のりは、決して順風満帆ではありません。

  • 生活は荒れていたが、大学に進学
  • 卒業後は一般企業に就職
  • そして25歳、大きな決断をします

「経営者になるには、営業力が必要だ」

そう確信した私は、リクルートへの転職を決意しました。

正社員枠ではなく、3年契約の契約社員というかたちで、いわば“もぐりこむ”ような入り方でした。それでも、御津電子を継ぐためには絶対に必要な修業だと信じていました。

必死に結果を出し続け、

  • 契約社員 → 正社員登用
  • そして GM(ゼネラルマネージャー)も経験

そこで得たものを携えて、私はいよいよ御津電子に入社します。


人的資本経営で、会社を“次の景色”へ

御津電子に戻ってからは、「人的資本経営」を経営の中心軸に据えました。

人の力を信じ、人に投資し、人が育つ環境をつくる。その積み重ねが、数字にも表れ始めています。

指標 Before After
TSRスコア 61点 65点
採用実績 年1名 月30名
事業所数 3事業所 6事業所
講演依頼 年0件 年4件
取材件数 年0件 年10件

採用は「年に1人来てくれれば御の字」という状態から、月に30名が集まる会社へ。事業所は3から6へと倍増し、講演や取材の機会も着実に広がっています。

もちろん、これは私一人の力ではありません。仲間の努力、社員一人ひとりの変化、応援してくださるお客様やパートナーの存在があってこそです。


それでも、根っこにあるのは“あの一言”

戦略も、KPIも、組織づくりも大事です。

でも、私が今日も走り続けられる本当の理由は、もっとシンプルで、もっと個人的なところにあります。

祖父の「御津電子を頼む」という一言。

あの言葉があるから、私はどんな局面でも判断できる。
あの言葉があるから、目の前の困難を“継ぐ者の責任”として引き受けられる。

御津電子を、次の世代へ確かに繋いでいく。

その一点のために、私は経営者をやっています。


イベントで、この物語を“生の言葉”で

7月31日(金)のイベントでは、こうした背景を含め、

  • 事業承継を「受けた側」のリアル
  • 若き日の葛藤と、アンカーとしての言葉の力
  • 承継後に取り組んだ人的資本経営の実際
  • これから承継を考える方への具体的なメッセージ

を、パネルディスカッション形式で率直にお話しする予定です。

岡山会場・オンラインどちらからでもご参加いただけます。
事業承継に関心のある経営者の方、後継者の方、そしてこれから起業を志す方に、ぜひ聴いていただきたい内容です。

会場で、画面越しで、お会いできることを楽しみにしています。

御津電子株式会社
代表取締役 人見 雄一

▶ https://0731event.peatix.com/