【ODM】電子・電気機器の設計の事例 建築建材向け IOT_LED照明


開発背景・課題・提案

制御装置・制御盤・制御機器の製造

本案件は、建築建材向けのIoT対応LED照明の開発プロジェクトです。住宅や施設のスマート化が進む中で、従来の照明機器にも「便利さ」や「自動化」が求められるようになり、音声操作や時間制御に対応した照明機器の開発ニーズが高まっていました。

特に玄関照明などにおいては、スイッチ操作だけでなく、アレクサなどの音声デバイスと連動したON/OFF制御や、日の出・日の入り時間に合わせた自動点灯・消灯といった機能が求められており、時代に合わせた製品開発が急務となっていました。

しかし、お客様側では電子設計と筐体設計の連携が十分ではなく、IoT対応機能を組み込んだ製品として成立させるための設計ノウハウが課題となっていました。機能追加によるコスト増加や量産性低下のリスクも懸念される状況でした。

そこで御津電子では、電子基板設計から樹脂筐体設計、組立設計までを一括で受託し、IoT連携機能を前提とした製品設計を実施。使いやすさ・量産性・コストのバランスを最適化しながら、現代のニーズに対応した照明デバイスの開発を実現しました。


設計費用

本案件では、IoT機能を含む電子回路設計を中心に、量産を前提とした筐体・組立設計までをトータルで実施しています。機能の高度化と量産性を両立するため、設計段階から最適な構成を検討することで、無駄のない開発投資を実現しました。

区分 内容/費用
設計 電子基板設計:約3,000万円/樹脂筐体設計:約150万円/組立設計:約80万円
試作 約60万円
量産準備 金型準備:約400万円
合計 約3,690万円(設計〜量産立ち上げまで)

製造費用

製造費用

量産では、部品構成と組立工程を最適化することで、IoT機能を持ちながらもコストを抑えた設計を実現しています。特に電子部品の選定と構成の最適化により、長期的なコスト競争力を確保しています。

内容 価格
組立費 約2,000円
部品代 約500円
合計 約2,500円

費用対効果

費用対効果3

IoT機能を搭載した製品でありながら、量産単価を約2,500円に抑えることで、高付加価値と低コストの両立を実現しました。一般的にIoT対応製品はコストが増加しやすい傾向がありますが、本案件では設計段階から部品構成と製造工程を最適化することで、競争力のある価格帯での量産が可能となっています。

また、音声操作や時間制御といった付加価値を持たせることで、従来製品との差別化を図り、市場競争力を強化。機能性とコストのバランスが取れた製品として、継続的な展開が可能なビジネスモデルを構築しました。


お客様の声

「従来の照明製品にIoT機能を組み込むという新しいチャレンジでしたが、設計から量産まで一括で対応いただいたことで、スムーズに製品化することができました。

特に、コストと機能のバランス設計が非常に優れており、想定よりも低コストで量産可能な仕上がりとなった点に満足しています。市場ニーズにも合致した製品となり、今後の展開にも期待しています。」