【ODM】電子・電気機器の設計の事例 医療向け開発商品NO産生装置


開発背景・課題・提案

no産生装置

本案件は、大学教授および香川県との共同プロジェクトとして進められた、医療用途のNO(窒素酸化物)産生装置の試作開発です。医療・研究分野においてNOの活用が注目される中で、実際にNOを安定的に生成できる装置を形にしたいという強い要望がありました。

しかし、研究段階のアイデアを具体的な装置として実現するためには、電子回路設計、制御、組立といった工学的な知見と、試作レベルでのスピード感が求められます。大学側だけでは装置開発を完結することは難しく、構想を短期間で実機に落とし込むための設計・製造パートナーが不可欠な状況でした。

そこで御津電子では、電子基板設計および組立設計を中心とした開発を受託し、研究内容を具体的な装置仕様へ落とし込む設計を実施。既存筐体を活用することで開発スピードを優先しながら、NO生成のための制御回路や構成を実機として成立させました。結果として、研究者の構想を実際の装置として形にする試作開発を実現しました。


設計費用

本案件では、研究用試作装置として必要な機能を確実に実現するため、電子回路設計を中心に開発を進めました。筐体については既存製品を活用することで、開発コストと期間を抑えつつ、機能実現に集中した設計構成としています。

区分 内容/費用
設計 電子基板設計:約2500万円/組立設計:約80万円
試作 約60万円
備考 ※筐体は既存製品を使用
合計 約2,640万円(設計〜試作まで)

製造費用

製造費用

量産を見据えた場合においても、構成を最適化することで、安定したコストでの製造が可能な設計となっています。研究用途の試作でありながら、将来的な製品化にも対応できる構成としています。

内容 価格
組立費 約20,000円
部品代 約40,000円
合計 約60,000円

費用対効果

no産生装置

本案件では、研究機関単独で装置開発を行う場合と比較し、専門的な設計・製造体制を活用することで、短期間での試作機実現を達成しました。特に、電子回路設計から組立までを一括で対応したことにより、開発プロセスを大幅に効率化しています。

また、既存筐体を活用することで新規設計コストを抑えつつ、必要な機能を確実に実装。結果として、研究段階の構想を短期間で実機として具現化することに成功しました。

さらに、量産時には1台あたり約60,000円で製造可能な構成となっており、将来的な製品化や展開に向けた現実的なコストラインを確保しています。


お客様の声

「研究段階のアイデアを実際の装置として形にする必要がありましたが、御津電子にお願いしたことで、短期間で試作機を実現することができました。

特に、電子回路の設計力と装置として成立させるノウハウが非常に高く、研究内容をしっかり理解した上で形にしていただけた点が印象的でした。今回の試作機は今後の研究・実用化に向けた重要なステップとなっており、非常に満足しています。」