【ODM】電子・電気機器の設計の事例 ー シャッター向け 制御コントロールボックス設計


開発背景・課題・提案

シャッター制御コントロールボックス

本案件は、シャッター設備向け制御コントロールボックスの開発プロジェクトです。お客様社内には電装設計に強い技術者が在籍していたものの、複数案件の同時進行により設計リソースが逼迫している状況からスタートしました。その一方で、エンドユーザーからの要求は高く、約9カ月という限られた期間内で製品化まで完了させる必要がありました。

しかし、社内のみで開発を進めるには負荷が大きく、外部へ分散発注した場合には調整工数の増加・納期遅延・品質リスクの発生が懸念されていました。このままでは開発スピードと品質の両立が難しい状況でした。

そこで御津電子では、電子基板設計から金属筐体設計、組立設計までを一括で受託し、設計から量産まで一貫して進める開発体制を構築しました。各設計を個別ではなく統合的に進行し、製造条件を設計段階から組み込むことで、無駄な手戻りを削減。短納期と品質安定を両立した開発フローを実現しました。


設計費用

設計コスト

設計フェーズでは、量産を前提とした構造・部品構成まで踏み込んだ最適設計を実施しています。単なる設計作業ではなく、製造効率・品質安定・コスト削減を見据えた設計投資により、無駄のないコスト構成を実現しました。

区分 内容/費用
設計 電子基板設計:約1000万円/金属筐体設計:約100万円/組立設計:約80万円
試作 約60万円
量産準備 金属加工試作:約50万円
合計 約1290万円(設計〜量産立ち上げまで)

製造費用

製造費用

量産では、設計段階で工程最適化を行ったことにより、部品構成・組立工程ともに無理のない構造を実現。継続的にコストメリットが得られる量産体制を構築しています。

内容 価格
組立費 約15,000円
部品代 約35,000円
合計 約50,000円

費用対効果

費用対効果

従来は社内で設計・開発・立ち上げまで対応した場合、総額で約5,000万円規模のコストが見込まれていました。これに対し、本案件では御津電子への一括委託により約1,290万円まで圧縮し、75%以上のコスト削減を実現しました。

また、量産においても社内組立想定では1台あたり約80,000円に対し、当社の最適設計により約50,000円まで低減。製造コストでも35〜40%の削減を達成しています。

さらに、設計と製造が一体化したことで調整工数が削減され、開発スピードと量産立ち上げ効率も向上。結果として、コスト・納期・運用負荷すべてが改善された最適な開発体制を構築しました。


お客様の声

「複数案件が重なり社内リソースが限界の中での開発でしたが、御津電子に一括で依頼したことで、設計から量産まで非常にスムーズに進めることができました。

特に、設計と製造が分断されていない点が大きく、仕様変更にも迅速に対応していただけたことで、プロジェクト全体の見通しが立てやすくなりました。結果として、コスト・納期・品質すべてにおいて期待以上の成果を得ることができ、非常に満足しています。」