2022年最新レポート 中国に進出している日系企業の情勢変化への対応。慶応義塾大学の学生様と熱い議論を交わしてきました(^^♪


慶應義塾大学経済学部3年、駒形研究会の方から取材依頼を受け、学生の皆様と意見交換を行いました。
『中国に進出している日系企業の情勢変化への対応』という事で、20分ほど代表の人見からプレゼンを行い、残り60分を意見交換の場とさせて頂きました。

事前に頂いたメールのやり取りや、その質問の鋭さに、慶応義塾大学のすばらしさを感じながらリモートで意見交換を行いました

プレゼンの資料作成や意見交換を行う中でたくさんの気づきがありましたので、レポートさせて頂きます(^^♪

大学の紹介

慶応義塾大学
https://www.keio.ac.jp/ja/

代表が行ったプレゼン


2006年4月に御津電子は中国の上海に進出を行った。
主な営業科目は『射出成型』『射出成型金型』で、代表も中国人、スタッフも全員中国人で工場運営を行っている
そこから16年たった今、『日本品質を中国価格で』という方針を掲げ、業績は右肩上がりで非常に好調な業績を残している
進出当初は1社だけの取引だったが、日本との連携を深める事で複数の新規開拓に成功。
最新の技術が導入され、5Sが徹底された工場で、スピードやデジタル化については日本より優れている
■参考レポート 中国の樹脂成型工場の実力
https://mitsudenshi.co.jp/317/

コロナ前までの状況


経営者・従業員間で交流を深め、相互理解を通じてビジネスチャンスを探っていた。
射出成型金型の技術力の高さに着目し、金型を中国で製作した後に、日本へ輸入販売するビジネスを開始
WEB集客・TV会議を活用し、順調にビジネスとして成長を遂げていった

コロナ後の状況

新型コロナウィルスから状況が激変。材料不足が、地産地消の生産という考え方を加速化させる。
各地のロックダウンで、カントリーリスクが顕在化。企業は脱グローバルを掲げ、地産地消の製造に変わっていった
まさに、サプライチェーンはグローバルから地産地消へ。歴史な円安も後押しして、モノづくりが日本へ帰還し始めた
■参考レポート カントリーリスクが日本の製造業に与える影響
https://mitsudenshi.co.jp/7430/
■参考レポート サプライチェーンはグローバルから地産地消へ
https://mitsudenshi.co.jp/7672/

今後想定している事

世界情勢は大変革の真っただ中。脱グローバル(地産地消)が既に始まっている。
御津電子は、WEBマーケティングを活用し、製造業の国内回帰を狙う
同時に資金力を活用し、人材と設備の確保を狙っている。
攻める部分と守る部分を明確に区分し、正解か不正解かはわからないが、前を向いて進んでいる
■ニッポン製造業の夜明け
https://mitsudenshi.co.jp/7206/

質疑応答や意見交換

中国が優れいている部分を詳しく教えて下さい

デジタル化については日本よりはるかに進んでいる。
例えば、電子マネー決済は日本より5年は早く進んでいる。
ほぼ100%の人が電子決済を行っているし、ラーメン屋に入ってもメニューは出てきません。
QRコードでメニューを読み込み、そのまま注文して、電子マネーで決済して帰っていく。
そんな環境だからこそ、デジタルリテラシーが非常に高く、デジタルを活用した改善が多くみられる

中国人の勤務態度はどうなんですか?

中国人の方はとてもまじめで、気さくで、良い人が多くいらっしゃいます。
親孝行を大切にする文化、先輩後輩ではなく、招いた人がご馳走すする考え方。
例え言葉が通じなくても、たばこやお茶をふるまい、ジェスチャーを使って一生懸命会話をしてくれます。
そんな文化で育っているからこそ、とてもまじめで勤勉です。

代表やスタッフを全て中国人て行っているそのリスクは?

御津電子の中国工場は完全に独立資本で行っています。
その為、リスクは少ないと考えている。
中国には中国のビジネスのやり方がある。だったら、全て中国人に任せたほうがいい。
そんな考え方で、中国工場の経営を行っています。

最後に

生徒様からの鋭い質問に、代表の人見は常にたじたじしている状態。
しかしながら、真剣に学んでいるその姿に心打たれ、気づけば90分も時間が経過していました。
素晴らしい学生、学ぼうとするそのスタンスは、ほんと凄くて。
こんな素晴らしい青年たちが未来を切り開いていくと考えると、安心しました。

慶応義塾大学3年生、駒形研究会の皆様、心から感謝します。

そしても私の子供は、是が非でも慶応義塾大学に行ってほしいと、心の奥底から感じました。