2023年最新 世界から見た日本の製造業。日本の製造業が海外進出をするメリット・デメリット。ニッポン製造業の夜明け!


日本の製造業


材料不足、新型コロナウィルスの蔓延など日本の製造業にとって暗いニュースが多く散見されます。
材料が足らずに物が作れない、コロナの蔓延防止で人の確保が大変、中小企業の製造業にとっては非常に厳しい状況にあると思います。

マクロの視点に立つと、日本のGDPは20年も横ばいで諸外国に抜かれた。アメリカとの平均年収の差は3倍。
世界から見ても日本は弱小国家になってしまった…。そう思っている方も多いのではないでしょうか。

でも果たして、そうなのでしょうか?
今、日本は製造拠点として、世界から日の目を浴び始めており、海外進出の機会が広がっています
その背景にあるのは、製造原価が比較的安いから。GDPが諸外国に抜かれたのは、視点を変えてみると諸外国よりも製造原価が安いという事になります。
製造原価が安くなり始めた事に加わり、細部までにわたる繊細な技術・ミスをしない管理能力・地政学リスクの低さ・安定供給が可能、といった付加価値も加わって、製造工場として優位な状況になりつつあります。

実際、弊社もアメリカからの見積依頼が増え始めています。
背景にあるのは、現状は東南アジアメーカーから購入しており、コスト上昇・品質問題の頻発、などがあるようです。

日本の製造業は世界から再び注目を集めており、海外進出の機会が広がっています。
弊社が持っている情報を共有しますので、是非参考にしてみて下さい。

世界のサプライチェーンは再構築中

サプライチェーンの見直し
出典:2021年度 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査

東アジアの人件費高騰や貿易摩擦によって、世界のサプライチェンは再構築され始めています。
アメリカや日本で世界的半導体メーカーのTSMCの工場が建設されたり、キャノンが日本へ製造回帰したり、
これから加速度的に再構築が始まり、各メーカーは様々な手段に打って出ると考えています。

安い国での製造はコストメリットがあるが、品質や納期の面で問題がある。また地政学リスクも内包している。
安く作っても不良の製品が入ってくると、製造ラインは止まる・歩留まりが悪くなるなど問題が多発し、トータルコストは向上する。
同様に納期遅れが頻発すると、製造ラインが動かず人が遊んでしまうという問題を内包している。
さらにそこに地政学リスクが加わると、少々高くても安定品質・安定供給が出来る国に目が向くのは必須。

そういった意味で、日本は今再び注目される存在になっており、日本の製造業にとって機会が拡大しています。

世界のバイヤーから見た日本の製造業

世界のGDP
出典:monoist
このGDPのグラフを見て、世界のバイヤーは何を感じるでしょうか?
バイヤーは、『GDPが高い=人件費が高い』という考えを前提に持っています。
そう考えると、アメリカのバイヤーは国内で作ると高い、日本や諸外国で作ると安いと考えます。
結論として、中国が日本のGDPを逆転しているから、東南アジアよりも日本の方が安く作れるのではないかと考えます。

実際弊社も最近東南アジアとの相見積もりが増え始めています。それはここの背景があるのではないかと考えています。

日本の製造業の評価

日本の製造業

高い品質力と改善力

まずは、日本の製品は品質が良い。そして、万が一不良が発生した場合は原因の追究と対策の履行を徹底して行う。
良品が入ってくることは、低コストよりなによりも重要な要素になります。
安かろう悪かろうの製品を自国以外で調達する事に嫌気がさしているバイヤーにとって、
日本の安定した良い品質は、再び注目を集めるようになっています。

安定した調達力と低い地政学リスク

地政学リスクが低く、世界のどの国より安全安心に仕入れる事が出来る。
しっかりとしたBCPへの対応、安定した雇用、約束を守る国民気質。

日本にいるとあまり海外の情報が入ってきませんが、海外での製造は大変です。
法律が違うので思ったような生産が出来ない、労働者とのトラブル、高い退職率、そしてコロナで明るみになった新たなリスク。
そう考えると、日本からは安心安全に購入できる、バイヤーはそう考えてくれています。

海外進出するメリットとデメリット

メリット

市場が世界に広がる事が最大のメリットで、日本国内のマーケットは人口減少に伴って必ず減少していきます。
もちろん、GDPの成長は見込めませんし、円の価値が劇的に上がる事も見込めません。
そう考えた時、販路を海外に向けて海外進出する事は、企業が生き残る上で非常に重要なファクターになります。

その上で、目指したいtマーケットは米国。GDPは日本の10倍、平均年収は3倍。一言でいうとお金持ちの国です。
お金持ちの国は全員がお金持ちですから、製造コストは非常に高くなっている。
だからこそサプライチェーンを海外に目を向けて探している。

そのアメリカに海外展開する事は、企業にとって明るい未来を作る事が出来ます。

デメリット

相手の土俵に立つわけですから、英語が喋れないと全く話になりません。
また契約上のやり取りや文化の違いによる混乱など、デメリットはたくさん思い浮かびますよね。

今出来る準備

御津電子の現状としても、アメリカからも見積依頼が来る、アメリカの人が御津電子のホームページを見てくれています。
そう考えると以下の3つの対策が今すぐにでも出来る事と考えています。

英語版ホームページの作成

世界の共通言語といえば、英語。その英語に対応したホームページは必須。
Google翻訳を活用して、英語でのSEO対策を打たなければなりません。
今後は自動翻訳が効くからテキストベースでのホームページ作りが必須で、Englishページ作るとかも大事です。
英語のインスタ SNS の発信 ハッシュタグとかも、狙ってみても面白いかもしれません。

輸入業者とタッグを組んで米国の開拓を行う

日本には輸出入を専門的に行う業者が存在します。
そういった海外への輸出にたけたメーカーとタッグを組んで、海外のマーケットを開拓していく事が重要になると思えます。

海外拠点を持っているお客様に貢献し、営業する

海外拠点を持っているお客様がいらっしゃれば、海外の拠点を紹介してもらう事も重要です。
なぜ日本が良いのか?なぜ自社が良いのか?しっかりとプレゼンする事が大切だと考えています。

Google翻訳を活用

今はGoogle翻訳を使えば、ビジネス関連の翻訳もしてくれます。
スマホのアプリは非常に使いやすく、画像認識などもしてくれます。
英語のやり取りは、Google翻訳を活用するのは非常に重要です。

そういった準備を進める事で、日本の製造業は夜明けに向かっていく事になると考えています。

まとめ

今日本の製造業は長いトンネルの中にいます。大量生産は海外へ移管され、多くの製造工場が淘汰されてきました。
そこに材料不足と新型コロナウィルスが加わって、大きなダメージを受けています。

その中で、大きな世界の中の流れでは、日本の製造業に機会が到来しているといっても過言ではありません。
様々な障害があるでしょう。困難が待ち受けているでしょう。

不安や葛藤を抱えて海外展開に挑戦する。そこに日本の製造業の未来がかかっている事は間違いない。

さぁ、日本の夜明けぜよ!