2021年最新レポート 新型コロナウィルス終息に向けた 製造業の現状と今後の課題

新型コロナにおける製造業の現状と課題

世界に目を向けると、大規模なイベントが開催されていたり、ニューヨークでは飲食店や客席数の制限がなくなったり、イギリスではワクチン接種が進んで入院も大幅に減少するなど、もはや新型コロナウィルスとの戦いは終息を迎えたかのように取り扱われています。
日本に目を向けると、ワクチン接種が1日100万人を突破しようとしており、新型コロナとの戦いは終息を迎えているように思えます。

製造業の現状は、新型コロナ終息後の爆発的な景気回復を見越した材料争奪戦が巻き起こっています。
それは結果として、半導体不足やウッドショックや原材料の高騰をもたらしました。新型コロナ終息後に備えた材料確保の戦いは中盤戦に差し掛かり、生産拡大に向けたヒトの確保に走っているように思えます

ワクチン接種と共に新型コロナとの戦いは終息を迎え、そこに200兆円超の経済対策が講じられるから、世界は超好景気になると見立てています、
製造業の課題は、新型コロナウィルス終息後の爆発的な景気回復に向けた量産体制の確保と従業員を新型コロナウィルスから守って生産ラインを止めない事と考えています。

いち早く状況を察知し、対策を講じる事が、製造業に求められている事のように思え舞ます。
弊社が持っている情報を共有しますので、是非参考にしていただければ幸いです。

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製造業の現状

建設業界

建設業界
現在の注文状況:減少傾向
今後の注文状況:昨年同様傾向だが注視
業界に激震が走っているウッドショック。製造業への影響は今のところ見られていませんが、完成までに時間がかかる業界特性から考えると、2~3ヵ月後に影響が出始めると予測ています。どちらにしても、業界のニュースやウッドショックの今後に注目です。
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自転車業界

自転車
現在の注文状況:増加傾向
今後の注文状況:増加傾向
新型コロナの影響を受けて、自転車通勤を国が支援する事で、世界的に自転車が爆発的に販売台数を伸ばしています。さらに、健康ブームも重なってこれから自転車業界はさらに伸びていくと想定しています。
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自動車業界

自動車
現在の注文状況:減少傾向
今後の注文状況:減少傾向だが注視
半導体不足において、減産に追い込まれている自動車業界。
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一時期増産体制になった自動車業界も、半導体不足による生産ライン停止の影響を受けて、注文は減少傾向となりました。ですが、新型コロナウィルス後の景気回復に向けて、自動車メーカーの注残は増えています。材料の確保こそ、自動車業界の課題に思えます。
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制御機器業界

制御機器
現在の注文状況:増加傾向
今後の注文状況:増加傾向
業界として注文が一気に入り始めました。コロナ後の急速な景気拡大を見越した在庫確保や、新型コロナの影響でよりオートメーションの必要性が顕著化した背景を受け、企業が設備に投資している傾向が強くなっています。この傾向は増加の一途をたどると予想しています。
設備投資計画がある企業は58.0%、前年度より増

健康機器業界

健康機器
現在の注文状況:減少傾向
今後の注文状況:減少傾向
緊急事態宣言の発令を受けて、健康機器の販売台数は軒並み減少。実際に体感してから購入する傾向が強いため、苦戦を強いられています。

農機具業界

農機具
現在の注文状況:減少傾向
今後の注文状況:増加傾向
業界として大きな変動がないのが特徴。安定して注文を頂いており、新型コロナにおける影響は極度に少ないと考えています。

新型コロナウィルスにおける製造業の課題

新型コロナにおける製造業の課題
製造業における課題は、以下の3つを想定。どれだけお金をかけずに早く対応できるかが、勝負の分かれ道であると考えています。

【1】急速な景気拡大における生産体制・材料・人員の担保

世界に目を向けると、材料争奪戦は中盤に差し掛かっており、工場の生産キャパをいかに担保させるかが重要になっています。
求人を出して面接をはじめる、材料を確保する、などといった対応が企業に求められています。

【2】工場内でのコロナ発生リスクの極小化

工場でコロナが発生するとラインが止まってしまう可能性が大いにあります。
注文は入ってきているのに生産出来ない。これは工場として一番やってはいけない事。
日々の体温測定はもちろん、クチン接種の特別休暇導入などを検討していかなければなりません。

【3】DX(デジタルトランスフォーメーション)・FA(ファクトリーオートメーション)を通じて、生産性向上させる改善の加速させる事

新型コロナ後の経済は、200兆円を超える補正予算がある為、垂直に立ち上がっていくと推測
突然注文が激増する事も想定されるため、DXやFAを加速させる必要性があります。

まとめ

新型コロナウィルスの現状を把握して今後に向かっていくためには、日本ではなく世界に目を向ける重要性を感じました。
日本がワクチン接種が遅れている中で、世界の強豪国の強豪企業は材料の確保に走り、コロナ後の経済回復に備えている印象
世界の現状を把握し、近い将来起こりうる課題を想定しながら、お金をかけずに打ち手を打つ。これこそが、企業に求められている事のように思えます。

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御津電子株式会社 取締役 役員 人見 雄一【この記事を書いたのは】
人見 雄一(ひとみ・ゆういち)
2017年御津電子株式会社に入社。取締役兼プラスチック事業_牛窓工場長を務める。前職の営業経験・ウェブ集客ノウハウを生かして、時代に合わせた工場運営を行う。
非常に厳しかった工場経営を、紆余曲折しながらも仲間と共にV字回復を実現。前向きで明るい仲間に囲まれて、厳しく楽しく成長できる職場を目指しています。
職歴:株式会社リクルートライフスタイル、株式会社ジュテック
学歴:岡山朝日高校・大阪学院大学国際学部卒 出身地:岡山市出身 生年月日:1981年生