2021年1月最新レポート 新型コロナウィルスにおける製造業へ影響


製造業 新型コロナ

世界に目を向けると「米大統領選挙の大混乱」「英国の都市封鎖」「新型コロナ 世界の感染者8600万人 死者187万人」等の信じられないようなニュースが、日本に目を向けると「緊急事態宣言の発令」「新型コロナ第三波」等、製造業に大きな影響をもたらすであろうニュースが飛び込んできています。

時代の先を読み、自社を正しく把握し、超早く戦略を推進する企業こそ、今後生き残っていくのだろうと確信しています。
「飲食業がやばい…」といわれていますが、過去最高の業績を出している企業があります。
「自動車が売れない」といわれていますが、利益を上方修正している企業があります。

弊社が持っている情報を共有しますので、是非参考にして頂ければと思います。

世界のニュース

新型コロナ 世界の感染者8600万人 死者187万人
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210107/k10012800531000.html
英、イングランドで3度目の都市封鎖 学校は休校
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR04BCA0U1A100C2000000

企業関連ニュース

スシローが過去最高売上を出し、くら寿司が赤字転落した「明確な理由」
https://gendai.ismedia.jp/articles/

コロナ禍でも前年より絶好調な企業、絶不調な企業ランキング
https://diamond.jp/articles/-/252319

コロナ関連のブログ記事

コロナ第二波に備える 「攻め」と「守り」の戦略
https://mitsudenshi.co.jp/4233/

自転車業界の動向

自転車業界 コロナ 製造業
現在の注文状況:非常に多い
今後の注文状況:非常に多い
欧州では品切れ状態が続き、飛ぶように売れている自転車。その背景にあるのは、環境ブームにコロナの自転車補助金制度が拍車をかけているようです。
関西で自転車部品を作っている企業様とお話する機会があったのですが、「土日生産しても追いつかない」くらい注残を抱えているようです。
特需が終わった後も買い替え需要などがある為、業界としては非常に明るいと見立てています
-関連ニュース-
仏、自転車補助金制度を拡充
https://www.afpbb.com/
欧州で自転車需要が激増
https://special.sankei.com/f/economy/

制御機器業界の動向

制御機器業界 コロナ 製造業
現在の注文状況:昨年同等レベル
今後の注文状況:昨年同等レベル
IOTデバイス・電気自動車のリチウム電池の大量生産など、自動化の頭脳として拡大が期待される制御機器はこれからの時代に欠かせないアイテムになっています。現時点での注文は落ち着いていますが、今後は必ず伸びてくる業界であると想定しています
-関連ニュース-
【市況見通し】FA制御関連機器
https://www.automation-news.jp/

健康機器業界の動向

健康機器業界 コロナ 製造業
現在の注文状況:大幅な減少
今後の注文状況:大幅な減少
新型コロナで経済が冷え込む事で、一般消費者の消費も落ち込んでいます。その為、弊社への注文状況も非常に落ち込んでおり、今後の回復も時間を要すると見立てています

建設業界の動向

現在の注文状況:減少傾向
今後の注文状況:さらなる減少傾向
注文から完成までに長い時間を要する業界だからこそ、じわじわと影響が出始めてきました。緊急事態宣言の発令により、経済の落ち込みは必須。国がどれだ補助を行ってくれるかで動向は変わってくると考えてますが、不動産関連が苦戦すると想定しています
-関連ニュース-
新型コロナの影響で民間工事が大幅に減少
https://prtimes.jp/main/

自動車業界の動向

自動車業界 コロナ 製造業
現在の注文状況:15%減少(同年前月比)
今後の注文状況:15%減少
新型コロナの落ち着きと共に回復傾向が見られましたが、ここにきてまた厳しい状況になってきました。新車が売れない→中古車が出てこない→中古車が高くなる→中古車も売れない、自動車業界は非常に厳しい状態にあります。
-関連ニュース-
20年の米国新車販売14.7%減
https://www.nikkei.com/article/
トヨタ自動車 変異コロナで英での生産停止
https://www3.nhk.or.jp/news/

農機具業界の動向

農機具業界 コロナ 製造業
現在の注文状況:減少傾向
今後の注文状況:さらなる減少傾向
コロナの影響で、少しずつですが減少傾向にあります。ですが、市場によっては忙しくしているようで、企業・商品によって影響はまちまちのように思えます。
-関連ニュース-
クボタ、コロナ禍でも北米で販売絶好調の訳
https://toyokeizai.net/articles/-/398928

まとめ

同じ業界でも、新型コロナの影響が出ている企業、出ていない企業が明確に表れてきました。
コロナの波の乗っている企業のキーワードは、「テクノロジーの最大利用」「変化対応力」、すなわち経営姿勢だと思います。

コロナだから仕方ない、コロナだからこそ挑戦する、では大きな差が生まれていると実感しています
弊社は「コロナだからこそ、お金をかけずに挑戦する」をテーマにしています。※挑戦はするけど、お金はかけれないので…
お金がなくても出来る事など山のようにある。今こそ一歩踏み出す勇気こそ、企業に求められているのではないかと考えています。
変革を恐れず、テクノロジーを屈指している企業こそが生き残る。そう信じて、挑戦し続けていきます。