2020年11月最新レポート 新型コロナウィルスにおける製造業へ影響




世界では、9割以上に効果があった新型コロナウィルスワクチンの登場・未だに確定されない米大統領選挙・欧州でのロックダウン報道。
日本では、Gotoキャンペーンの継続・第三波の到来が叫ばれ、混乱を極めています
今年の1月から始まったコロナショックは未だに尾を引く中で、米大統領選挙というイベントが加わって先行きがより不透明になってきました。
製造業においても同様で、予測不可能な中で将来を模索しなければならない、難しい局面になってきたと思います。
弊社が持っている情報を開示しますので、少しでも参考にして頂ければと思います。

コロナ関連ニュース

新型コロナウイルスの「画期的な」ワクチン、9割以上に効果
https://www.bbc.com/japanese/54869478
イギリス 新型コロナ 死者5万人超 欧州で感染拡大続く
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201112/k10012707381000.html
日本医師会「第3波と考えていい」 各地で過去最多の感染者
https://www.fnn.jp/articles/-/106584

コロナ関連のブログ記事

コロナ第二波に備える 「攻め」と「守り」の戦略
https://mitsudenshi.co.jp/4233/

制御機器業界の動向

制御機器業界の動向
現在の注文状況:5%増加(同年前月比)
今後の注文状況:5%増加
5G半導体関連・マスク関連の特需は落ち着きを見せ始め、昨年と同じような状態に戻りつつあります。ですが、将来性のある市場である事は間違いありません。長期的な視野に立つと間違いなく伸びる業界であると想定しています。
-関連ニュース-
半導体産業はコロナに負けない! 製造装置市場の動向を読み解く
https://eetimes.jp/ee/articles/2007/27/news027.html

健康機器業界の動向

健康機器業界の動向
現在の注文状況:60%減少(同年前月比)
今後の注文状況:40%減少
コロナの影響が少なくなるにつれて回復傾向になってきました。第三波の到来やワクチンの登場でどうなるかは全く読めない状況になってきました。国民の健康意識は間違いなく上がるので、今後は少しずつ回復傾向になると想定してます。

建設業界の動向

建設業界の動向
現在の注文状況:10%減少(同年前月比)
今後の注文状況:5%減少
注文から完成までに長い時間を要する業界ならではの動向だと思います。建設業界の中でもインフラ系は国の投資が入ることで伸びていきますが、個人系住宅関連については厳しいと想定しています。どちらにしても、国の政策に大きく左右されるので、政府の動きに注目していきたいと思います。
-関連ニュース-
建設業界へのコロナ打撃、2年で48億$に
https://www.nna.jp/news/show/2114553

自動車業界の動向

自動車業界の動向
現在の注文状況:15%減少(同年前月比)
今後の注文状況:10%減少
10月の新車販売数で圧倒的な強さと回復力を見せているトヨタ。車業界は、メーカー・車種で違いが回復力が鮮明になってきました。これからもこの格差は開いていくことを想定しています。
-関連ニュース-
コロナから力強い回復、トヨタとホンダが今期利益見通し上方修正
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-06/QJCLQYT0AFC801

農機具業界の動向

農機具業界の動向
現在の注文状況:5%減少(2020年1月比)
今後の注文状況:5%減少
良くも悪くも非常に安定している業界です。食べるという事は、世の中の情勢に全く関係のない人間の営み。その食物を作る業界の強さを感じています。今後も変わらず安定していくと想定してます。

まとめ

新型コロナとの戦いは終息に向かっていますが、米大統領選挙の結果次第では世の中はまた大きな変化を見せ始めると想定しています。
『時代の波にのまれ淘汰される側になるのか、時代の波に乗って淘汰する側になるのか』は、経営者の心の持ちようだと思います。
今だからこそ大切なことは、変化を楽しむ事。その事で、この時代の波に乗っていきたいと思います。
大きな変化は大きなチャンスが待っている。それを信じて、界に誇れる日本の製造業の復活を、一丸となって成し遂げたいですね!