30年前の御津電子は、メーカーになる夢を掲げていました。
下請け会社である御津電子にとって、価格を自由に決めれるメーカーになる事は、夢であり希望でした。
プラスチックの成形しか出来ない御津電子が、どうすればメーカーになれるのか?
考案に考案に重ね、紆余曲折ある中で考案されたのが、魚の形をした『幼児向けのくし』でした。
開発ストーリも含めて、紹介させて頂きますね(^^♪
開発の想い
メーカーになりたい!
下請け工場にとって、自由に価格を決めれる事は、夢であり憧れです。1個300円のものが1,000個売れたら…。なんなら100,000個売れたら…。単純な思いから企画が始まりました。
製品完成までの流れ 開発期間:約2か月
流れ | 具体的な行動 |
① デザインの考案 | どんなものを作るのか?デザインから考案が始まりました |
② 3Dデータの作成 | デザイン画から3Dデータを作成 |
③ 金型の設計 | 3Dを基に、金型を設計 |
④ 金型の製作 | 設計が決まったら金型を製作 |
⑤ 試作サンプル出し | 金型完成後にサンプルを試作 |
⑥ サンプル評価 | 試作したサンプルを評価 |
⑦ 製品の量産 | 樹脂、色、数量を指定して、製品の量産を行います。 |
⑧ 販売 | 自ら作った製品をもって、営業活動を行いました。 |
支出(製作費用+営業活動費)
合 計:1,500,000円
デザイン費: 100,000円
金型製作費: 900,000円
量産製品費: 400,000円(製品80円/1個×5,000個)
営業活動費: 100,000円
費用対効果
利益: 500,000円
売上:2,000,000円(販売価格400円/1個×5,000個)
支出:1,700,000円
最後に
メーカーになる夢は叶い、当時は旅館やホテルに販売を行いました。
現在は、メルカリで販売する事で、御津電子はメーカーとして今も活動を行っております。
弊社ではこのような簡易金型製作が可能ですので、興味がある方は一度お問合せ下さい。
中小製造業の経営者でしか知りえないリアルな情報を発信
【主な経歴】リクルート出身。数々の個人賞を受賞し、GMを歴任
【御津電子での実績】苦しい工場経営を1年でV字回復。技術力と人材育成を通じて、日本を代表する企業を目指している
【講演実績】
おかやまテクノロジー展(OTEX)2022 『仲間と共に歩むV字回復ストーリー』
日本金型工業会 『WEBマーケティングの力で新規開拓 ~顧客開拓に成功した事例~』
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【取材依頼】
NHKワールド、Gogoleニュース…etc
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