中小企業、製造業における人的資本経営。Factory Innovation Week 2025(インテックス大阪)講演レポート


中小企業、製造業における人的資本経営。Factory Innovation Week 2025(インテックス大阪)講演レポート

2025年に開催された「ファクトリーイノベーション2025」(インテックス大阪)では、私の講演に約200名の方が足を運んでくださいました。

アンケート結果も届きましたので、実際に参加された皆さまの声をもとに、人的資本経営の捉え方について改めて共有したいと思います。

アンケート結果から見えたこと

中小企業、製造業における人的資本経営。Factory Innovation Week 2025(インテックス大阪)講演レポート
アンケートによると、私の講演は全体の中でも特に高い満足度を獲得しており、「非常に満足」と答えた方の割合は平均の約1.6倍に達していました。

内容としては、従来の「設備=付加価値の源泉」という考え方ではなく、「その設備を扱う“人”こそが真の価値を生む存在」であるという、人的資本に焦点を当てたメッセージに、多くの共感を得られたことが読み取れます。

参加者の反応からも、実際にこうした考え方を持つ経営者のもとには、自然と同じ志を持つ仲間が集まってくるという確信が持てました。私自身も、社内外問わず「人的資本経営」の重要性をさらに発信していきたいと改めて感じています。

具体的な感想と気づき

中小企業、製造業における人的資本経営。Factory Innovation Week 2025(インテックス大阪)講演レポート
いただいた感想の中で印象的だったのは、「講演に熱を感じた」「シンプルで分かりやすかった」という声です。

私は「従業員の可能性を信じ、やりたいことに耳を傾ける」という、非常にシンプルな手段をお伝えしました。そのシンプルさが、多くの方の心に届いたのだと感じています。

シンプルだからこそ「明日から自分もこうすればいい」と具体的な行動に落とし込みやすく、それが満足度につながったのではないでしょうか。

私が改めて強く感じたこと

社内で「人をどう活かすか」という問いに向き合うとき、答えは非常に明快です。

「自分を支えてくれる人の心の声に耳を傾けること」

それこそが、人的資本経営の根本であり、最も大切にすべき価値観だと改めて実感しました。

この講演を通じて得られた熱量を、今後の経営にも活かしてまいります。